2013年1月2日水曜日
首都圏から避難-このまま東京に住み続けていいのか.
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1766.html
できれば、東京から避難したいと考えている人はたくさんいるでしょう。
福島第一原発から東京に飛んできた放射性物質について記事を書き続けてきたワシントン・ブログのまとめからです。
東京は福島と、ほぼ同じくらいの放射線照射を受けている
Tokyo Almost As Irradiated As Fukushima
(Washington's Blog 2012年12月27日)
…私たちは、この1年半の間、福島から東京への放射能拡散の様子を以下のように記事にしてきました。ご覧ください。
(全部、英語の記事です)
・2011年8月11日UP
放射線の専門家-「膨大な量の放射能がのいまだに福島から放出されている。また、東京の何ヵ所かの放射能レベルは、チェルノブイリ避難指示区域の放射能レベルより高い」
・2011年10月14日UP
福島の放射能の攻撃を受ける東京
・2011年10月18日UP
政府、メディアが放射能が拡散していることを隠蔽しようとしても、都内20ヶ所以上でポットスポットが見つかっている
・2011年11月8日UP
東京都が放射能ガレキの焼却を開始。都知事は住民に「黙れ!」と言い、ガレキ焼却にいちいち文句言うな、と言っている
・2012年3月16日UP
福島の放射能で覆われた東京の土壌は、アメリカでは放射性廃棄物として扱われる
・2012年7月25日UP
東京を襲う放射能の塵
残念なことに、Energy Newsの最近の見出しを眺めてみると、事態は悪化するばかりのようです。
「東京は、福島と同じくらい汚染されている」--京大・小出裕章助教
(2012年8月11日)
小出裕章助教は、7月29日、同志社大学の講義で、このように話しました。(http://www.aikido.co.jp/_src/sc1393/SCN_0038.pdf)
政府の調査によれば、東京地区は、福島のような放射線管理区域と同じくらい汚染されていることが分かったということです。何百万もの人々が、放射線管理区域に住んでいるのです。
東京湾セシウム濃度は福島県沖より高い-東京湾の海底は2014までにすべて汚染される
(2012年11月4日)
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京都大学の研究グループのシミュレーションによると、東京湾の海底のセシウム蓄積量が最大値になるのは、2014年3月です。
今この瞬間にも、ピークに向かって、河川や都市の街路などからセシウムが東京湾に流れ込み、どんどん海底に積もっているのです。それからは、ピークのまま、高止まりです。
この記事のソースは削除されました。
カレイドスコープの記事に貼り付けたリンク「NHKスペシャル-シリーズ原発危機 2012年1月15日(日) 午後9時00分~9時49分」の動画も削除されていました。
当ブログの東京湾のホットスポットは福島第1原発沖を超えたには、こうしたことを想定して、あらかじめキャプチャーをとってあるので、お読みください。
この8月、東京には、福島県近くの県より5倍も多い放射性降下物が降っている
(2012年10月3日)
この情報を文部科学省は、一度は発表しながら削除してしまいました。これが霞ヶ関官僚がいつもやっていることです。これを犯罪と言わずしてなんと言う。彼らは何度も法令違反を繰り返す醜い「ならず者」たちである。
各県の2012年8月一ヶ月の放射性物質の降下量です。
各行は、〔県名〕〔ヨウ素〕〔セシウム134〕〔セシウム137〕の順番です。
「5倍」というのは、前橋市のセシウム降下量の合計と比較したのでしょう。
新宿(東京): 10.5 MBq/km2 セシウム134、137の合計
さいたま(埼玉県): 2.27 MBq/km2 セシウム134、137の合計
前橋(群馬): 1.8 MBq/km2 セシウム134、137の合計
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MBq/km2の説明については、こちらのQ&Aフォーラムの記事をお読みください。
霞ヶ浦のセシウム時限爆弾
東京大都市圏の時限爆弾-専門家は福島からの放射能の蓄積を警告する-日本で二番目に大きな湖の潜在的な災害
(ソース:ジャパン・タイムズの記事 2012年11月18日)
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茨城県の霞ヶ浦 2012年10月下旬
東京の北東60kmにある茨城県の霞ヶ浦は、今、環境上の脅威に直面しており、本質的にそれは、カチカチ音を立てる時限爆弾になってしまった。
専門家は、広さ220平方kmのこの日本でニ番目に大きな湖が、静かに、しかし確実に放射性セシウムを蓄積していると警告している。
この湖には、豊かな漁業資源があり、湖の水は、灌漑用や工業用としてだけでなく、茨城県の96万人の飲料水としても使われている。
その上、この数ヶ月、問題がどのように悪化していったのか、その問題によって、どのように湖の汚染が進んでいったのか、誰一人として皆目見当もつかない有様なのです。
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元茨城県内水面水産試験所長の浜田篤信氏(写真上)は、霞ヶ浦のセシウムは利根川を経由して、太平洋に注がれることは避けられないことだと言っている。
「これは、やがて起こるであろう潜在的災害なのです」と牛久市のNPO法人・アサザ基金代表理事の飯島博氏は言う。
「この湖は東京都市圏にあり、日本で二番目に大きな湖です。私たちは、ただいたずらに汚染されていくのを見ているしかないのです」。
環境省「水・大気環境局水環境課」の佐藤勝彦の話:
「現在の汚染のレベルは、霞ヶ浦と河川の放射能は、水によって遮蔽されるので、地域住民に健康のリスクをもたらすことはありません」。
http://www.env.go.jp/jishin/monitoring/result_pw121030-2.pdf
(「はあ?」
公式資料には、「(霞ヶ浦の)水は灌漑、工業用に使用されています。
また、茨城県の96万人の飲料水としても使われています」……と書かれてありますが)
環境省の佐藤勝彦は、住民の健康になど、まったく関心がないようです。
このように、相変わらず環境省職員たちの犯罪的な言動は止まっていません。
彼らは税金で詐欺を働く人間たちです。
国や県は、この件について、まったく動かず、ひたすら隠蔽するのみ。それも税金を使って。
霞ヶ浦への流入河川から放射性物質がこの瞬間も流れ込み、湖底に沈着していくのです。そして、それは、もう取れないのです 。
時限爆弾の導火線の火は、いつ爆弾にたどり着くのでしょう。
そのときでも、茨城県の水道局は、環境省からから押し付けられて、茨城県民にセシウム水道の水を飲ませるのでしょうか。
それとも、住民の大移動が始まるのでしょうか。
海外の先進国なら、確実に刑務所に入れられるような犯罪が、この国では頭のイカレタ役人たちによって行われているのです。
東京の土壌には、核廃棄物のダンプに送られるほど強い放射能がある。実際に、この都市には過酷な放射能が襲い掛かったのだ
(2012年11月19日)
ガンダーセン氏の東京の土壌サンプリング検査結果の記事を参照。
福島県の人口、2040年には4割減少も。東京、横浜、千葉からも避難する人が増えている
日本の法律専門家:
「東京の住人でさえ、避難しているのです」
“フクシマ禍”から逃げる人々が、ますます増えている
(2012年10月26日)
Japanese Attorney Masaki Kito on Fukushima and real estate
紀藤正樹弁護士 (動画はA4NRによるもの。2012年10月26日)
東京の紀藤正樹弁護士は、福島第一原発事故によって生じた損害について東電を提訴しています。
それと並行して、福島からは次々と人々が避難しています。
子供を持つ親御さんが、その中心です。
それだけでなく、避難区域外に住んでいる人たちでさえ逃げようとしているのです。
福島の人口は減り続け、もはや、その場所に住みたいとは思っていないのです。
福島から250kmも離れた東京の住人でさえ避難しているのです。
東京に働きに出ている多くの人が住んでいる千葉県でも、同じように人口減少が見られます。
東京を含む関東地方のいくつかの県で、人口が減るなどとは信じられないことです。
福島県の人口、4割減少も 2040年、原発事故で流出
「人口流出が来春までに止まり、県内に戻る動きが進んだ場合でも、震災前からの減少傾向が続くことから、40年の人口は2割以上減る計算という」。
福島県が20年度迄に避難者ゼロとする「ふくしま新生プラン」を発表
「佐藤雄平知事は記者会見で「若い世代が夢や希望を持てる『新生福島』を目指す」と話した」。
人口流出を防ぐためにSPEEDI情報を隠した各自治体に知らせなかった佐藤雄平と県庁職員たち。
まだ、こんな茶番劇をやっているのです。
首都圏から避難した人々にも甲状腺嚢胞および結節が認められている-それを日本の医師は笑うのだ
(2012年11月30日)
Report on the "Learn from Chernobyl" tour in Japan
川井和子(ボイス・フォー・ライブリースプリング代表):
21:50~
「福島の甲状腺疾患については、メディアでかなり報道されましたが、首都圏からの避難者にも甲状腺の嚢胞と小結節が出ていることが分かりました。
二人の医師(二人とも健康相談会に出た)が、福島県庁の甲状腺疾患を患っている患者の取り扱いに大変怒っています。
なんと、福島県では今後、2年間は甲状腺の追加検査をしないというのです。
(管理人:これは、野田佳彦が、霞ヶ関の官僚、佐藤雄平、そして山下俊一ら、福島県民健康管理調査委員会の「福島の被曝者をモルモットにしている悪魔のような連中」の要望を考えもしないで、聞き入れてしまったからです)
少なくとも6ヶ月に一回は追加検査を行い、重大なケースの場合は2ヵ月ごとに検査するというのが、国際的な医学会の常識であるにも関わらずです。
その上、チェルノブイリ事故に関するデータに基づいて、事故後4年で甲状腺ガンが表面化し始めたと一般に考えられております。
ジーデントップフ医師によれは、チェルノブイリ事故のときは、今、日本にあるような精密な甲状腺検査機器は使っていなかったということです。
また、医師たちは、精密検査機器なしで、触診によって甲状腺ガンがあるかどうかを推し量っていたのです。
超音波エコーは、チェルノブイリ事故からおよそ4年後に、大きな都市に導入されましたが、その後は小さな都市にも導入されたということです。
24:20~
日本には甲状腺異常に関して経験のある医師がほとんどいないので、健康相談会では、患者の訴えに耳を貸さないどころか、逆に患者を笑うような医師がいることが繰り返し報告されています。
27:50~
「双葉町井戸川町長の甲状腺には嚢胞ができています。
これは海外であるからこそ打ち明けることができたのですが、国内では発言ではないことです。
現実に、甲状腺異常は、子供だけではなく、井戸川町長のような年配の人でも起こるのです」。
下の動画は、2012年10月30日、ジュネーブで開かれた国連人権理事会前日の「言論と表現の自由を守る会」主催による説明会で、井戸川町長が自分の甲状腺異常について話しています。
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