2013年1月8日火曜日

極秘公電で明らかに フクシマ直後に米国が放射能汚染を警告・ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130108-00000018-scn-int 1月8日(火)  2011年3月に発生した東日本大震災で福島原発が緊急事態に陥っていた際、米軍が日本に「極秘公電」を打っていたことが分かった。公電では、もし適切な処理を怠れば、日本全体が放射性物質で汚染されることになると警告しており、米国の日本の対応に対する強烈なが映し出されていた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。  当時の首相であった菅直人氏を含め、自らの手で公電を触ったことがあると見られている人物は公電について口をつぐんでいる。  朝日新聞は、公電は米軍トップで総合参謀本部議長、マイケル・マレン氏が送ったものだと報じた。打電されたのは3月14日深夜で、当時、日本はまだ自衛隊を福島原発の放水救助に出動させていなかった。  公電の米国の言葉使いは相当厳しいもので、マレンは「日本は何をしているのか? 今回の原発事故に対して米国はすでに最悪の事態を想定して、大統領も非常に心配している」と厳しく問いただしている。  公電が打たれた日、原発3号機ユニットはすでに爆発、2号機も冷却困難の緊急事態に陥っていた。だが、公電では4号機に注意を集中している。マレン氏は「米軍は4号機が極めて危ないと考えている。自衛隊を使って、あらゆる手段で冷却すべきだ」と指摘しており、日本政府が東京電力にすべてを頼り、自発的な努力をまったくしていなかったことに対する米国の極めて強いいら立ちが感じられる。  米軍が4号機に注目したのは、4号機に貯蔵されている核燃料棒が1534本もあったことによる。もし、ユニット内の冷却槽の水が足りなくなれば、原発は臨界に達してしまう。そうなれば大量の放射性物質が放出され、汚染は日本全体に波及しただろう。  米国の公電が日本政府に届けられた数時間後、つまり3月15日午後6時前後、4号機も爆発した。事故が発生した福島原発から300キロ離れた横須賀にある駐日米海軍基地でも放射能警戒警報が発令された。基地内すべての軍人家族にすぐに避難命令が発令された。  公電に反映されている細部から、米国が日本を「東アジアの重要基地」とみなしていたと同時に、日本政府の怠慢に米国は深く失望し、日本は単独で原発事故を解決する能力がないと判断していることがわかる。

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