2013年1月8日火曜日
アメリカ・エネルギー省,日本のダスト核種分析.アメリカのエネルギー省が行った空気中の粉じんに含まれる放射能調査のデータ.
http://aoitombo.s100.xrea.com/taiki5.html
(フクシマ・ジェノサイド)
大気中の微細な粉じんに含まれる放射能は呼吸によって鼻腔や気道、肺胞に侵入する。大きなダストは気道粘膜の繊毛の作用によって痰と共に排出されるが、PM2.5のような微細な粒子は直接肺胞にまで送り込まれてしまう。肺胞まで入ると排出機構がないのでそこにとどまってしまう。可溶性の放射性セシウムなどは溶けて血流に入り込み、そのまま直接脳に運ばれる。つまり、呼吸によって取り込まれる放射能は脳が第一の標的臓器になる。脳血管の壊死、脳細胞の壊死などを起こす。これはVOCを吸入した場合でもおなじで、脳がもっとも敏感な臓器になる。肺胞までいかずに気道粘膜に捕らえられた放射能は繊毛や粘膜を攻撃しながら排出される。当然、細胞が攻撃されるのであるから、鼻血や咳などの炎症も当然起こすであろう。
水に溶けにくい放射性金属などは肺胞表面にとどまり、周辺の細胞組織を攻撃して、肺がんなどの原因となる。
補足されずに、空気の中に浮かんだまま呼吸によって出たり入ったりする放射能もある。これはガンマ線やベータ線を放出して呼吸器を内側から被曝させる。 (続きは表の下部に )
アメリカのエネルギー省が行った空気中の粉じんに含まれる放射能調査のデータ、約7千件から核種ごとに高い方のデータを抽出した。地名は線量調査と同様、緯度経度データから変換してある。合併前の古い市町村名で出ているものもあるかもしれないが、このページから表を引っ張り出して詳しくみていただきたい。Alpha(アルファ,α)線核種というのはウランやプルトニウムが含まれている。どこかの肩書き学者が言っていた「重たい元素だから遠くに飛ばないという」のは大嘘で、一定程度の大きさより小さな粒子になると物質の比重に関係なく空気中を漂うようになる。これが常識だ。福島も、東京も、千葉も同じように飛んでいることがわかる。体内に取り込まれたアルファ線粒子はホールボディカウンターでは検出できない。しかも、アルファ線の人体に対する影響はガンマ線の20倍とされているから、上記のデータを20倍してセシウムなどと比較することが必要だ。読者の手で計算してセシウムとの比較を行って下さい。
Beta(ベータ,β)線を出す物質は、バリウム(Ba)、モリブデン(Mo)、ネプツニウム(Np)、ストロンチウム(Sr)、ヨウ素(I)、セシウム(Cs)、テルル(Te)などだ。いわき市のデータでは1立方メートルの空気の中に約27,000ベクレルのベータ線核種が含まれていた。通常の軽い呼吸では1リットルくらいしか空気を吸い込まないのだが、その1リットルの中に27ベクレル入っていたとすると肺の内側から 1時間で 27×3600=97,200発のベータ線を受けることになる。これもホールボディカウンターでは検出できない被曝になる。
Cs134はベータ線とガンマ線を出す、Cs137はベータ線を出して崩壊して、娘核のBa137mがガンマ線を放出する。I131はベータ線とガンマ線を放出する。ガンマ線のエネルギーは放出する核種ごとに異なっていて、エネルギーを分解して計測することによって放射性核種の判別が行える。
こうした計測器を国や大学などの研究機関は多く備えている。こうした緊急時にすべての研究者が計測に入れば汚染の実態を的確に把握し、詳細な避難計画を策定できるはずであったのに、国は研究者の自発的な計測活動をやめるように圧力をかけた。
データをみれば、諸外国の政府が自国民に対して、東京から脱出するように指示を出した理由がわかる。
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