2013年1月29日火曜日

東京都2011年3月15日の状況.竹之内さんから. http://savekidsjapan.blogspot.jp/2013/01/315.html … … 事故後最も濃い放射能雲が東京を通過中、東京都は午前10時-11時迄に吸入摂取量1100ベクレル.事故後1年間東京在住の母親からお話を聞いたところ、5mmののう胞が見つかった. 3月中の呼吸器系による被曝は3600ベクレルに達すると言います。3月全体では36kg分のものを吸いこみました。もちろん屋外にいた人と屋内にいた人とでは被曝量は全く異なり、屋外にいた場合です. 事故直後から、都内で鼻血、発熱、発疹、咳、下痢、甲状腺腫などの健康異常が出ているという声が、ブログなどでは、数多く掲載していましたが、政府やマスコミはこれらを完全に無視していました。事故直後の3月中から福島の住民からも下痢や鼻血などの声が寄せられ、6月の時点では、東京都内の健康相談会でもこれらの症状を観察したと、広島被爆医師である肥田舜太郎氏がと言っています。 2012年12月現在、東京の子供にも甲状腺異常が福島の子供にひっ迫する勢いで出ています。これについては、東京で同じ割合あるのだから、福島は危険でないのだという科学者やジャーナリストがおりますが、私は東京も、特に初期被曝において、健康に異常をもたらすだけの量の被曝をしてしまったのではないかと考えるのが自然なように思えています。(この件については後述いたします。) 私自身、沖縄に来てからも子供と一緒に、1ヶ月後くらいから3ヶ月間くらい長く続く発熱や咳、皮膚の異常など体調を壊しました。私は39度以上の熱が連続8日間、子供は38度台の熱が出たり下がったりを10数回繰り返しました。 今も痰が続く、喉に違和感があるなどの症状が数カ月継続しています。先日耳鼻咽喉科で見てもらったところ鼻とのどの間が炎症でただれているためそのような違和感が続いているのだろうと言われました。私は何のアレルギーもなく、このような症状は生まれて初めてです。事故後に体調不良を体験した人は全国に数多くおりますし、彼らの体験は、みんなのカルテのブログhttps://sites.google.com/site/sos311home/にも掲載されています。 2012年年末に、私と息子はある病院でエコー検査を受けました。何もないという結果に安心したのもつかの間、その数日後、0.1mm単位ののう胞も検知できる性能のよい機械があり、エコーの画像ももらえるという別の病院で、検査をしたところ、私で1.3mmののう胞が2個、そして息子で0.1mmー0.2mmののう胞が無数に見つかりました。 この医師によると、他の病院で何も見つからなかったと言っている、事故時に関東に在住の人のほとんどに、このような小さなのう胞が見つかっていると言います。のう胞は消えることはありませんから、これは大変な事態の予兆です。 また、事故後1年間東京在住であったある母親からお話を聞いたところ、彼女は5mmののう胞の見つかったそうです。医師に2次検査は必要ないと言われたのですが、無理に細胞診してもらったところ、甲状腺ガンがみつかったそうです。 彼女の場合は、自転車に乗ることが多く、よって呼吸によって被曝する機会が多かった可能性があります。彼女の甲状腺の容体が、7歳の息子のものより悪かった理由はここにあるのではないかと考えていらっしゃいます。 そもそも、福島県健康調査でも、のう胞や結節の大きさによって、2次検査の必要性を判断していますが、これは非常に大雑把な分類化で危険があります。人によっては2年後の検査で手遅れとなる人が出てくるかもしれません。ガンのサイズは様々であり、小さいものでも悪性である可能性は当然あるのです。 上記のお母様のように5mmののう胞でも悪性のケースがあるのですから、早期発見のためにも、5mm以上であれば2次検査を受けるシステムがなければならないと思います。 12月1日の朝日新聞によると、東京都にある甲状腺専門病院の伊藤病院において2003年から3000名近くの子供の甲状腺エコー検査で36%もの甲状腺のう胞が見られたと言います。 http://fukushimavoice-eng.blogspot.jp/2012/12/are-36-thyroid-cysts-in-tokyo-children.html。 記事は東京も福島も変わらないのであるから、福島の放射能による異常の発生率は多くはないと言ったような結論を導き出そうとしておりますが、なぜか事故以前と事故後の発生率の数値は発表しておらず、病院に問い合わせても今は発表できないという答えでした。 東京でも冒頭に書きました通り3600Bqもの呼吸器系の被ばくをしていることを鑑みると、影響が出ていないとは考えづらいことです。既に日本国中で被曝が進む中、日本政府の影響を受けていない独立した組織による、汚染されていない地域での同じ機械を使った甲状腺エコー検査を早期に実施していただきたいと思います。 先日驚くべき、そして悲しい知らせが私の友人から来ました。彼女の母親が、ステージIIIの肺がんが見つかったと言います。主治医の話によると、そのガンの形状からタイミング的には事故後に発生した可能性が強いというのです。この家族は3月の16日に沖縄に引っ越していますから、3月15日の濃い放射能雲との関連も疑われます。 この問題は、私は政府が3月14日夜には米軍には渡して日本国民には隠し続けていたSPEEDI問題以上に重大な問題ではないかと考えております。なぜ東京都、そして政府や関係機関が、3月15日の非常に重要な実測データを公表しなかったのか、それにはどういう意図があったのか、そして過失はなかったかどうかを、できたら第三者に調査していただきたいと思っています。 2012年12月26日、米海軍の乗務員も、事故で寿命を短縮する危険なレベルの放射能被曝をさせられた、今後かかる医療費等もすべて補償せよという訴訟を東電に起こしています。 http://www.courthousenews.com/2012/12/26/53414.htm どうかこの被曝と健康問題が、真相究明され、すべての影響を受けた国内外全ての人々のために補償されるようになることを願っています。

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