2013年1月25日金曜日

猛毒ストロンチウムは東日本各地で検出されている!東京で0.89MBq/km2!伊豆諸島でも検出! http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11456498686.html 日本のマスコミや政府はヨウ素やセシウムに関する情報ばかりを取り上げているので、福島原発事故で放出された放射性物質はヨウ素とセシウムばかりだと勘違いしている方が多いかと思いますが、実はヨウ素やセシウム以上に毒性が強いと言われているストロンチウムも、セシウム並に広範囲を放射能汚染しているのです。 以下は文部科学省が公開した「都道府県別環境放射能水準調査(月間降下物)におけるストロンチウム90 の分析結果について」という資料と、海上保安庁が公開した「外洋海域における放射能調査結果について」という資料です。 この資料の見ると分かりますが、南は神奈川、北は秋田や山形までの広範囲でストロンチウムが検出されているのです! ☆都道府県別環境放射能水準調査(月間降下物)におけるストロンチウム90 の分析結果について URLhttp://radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/6000/5808/24/194_Sr_0724.pdf
☆外洋海域における放射能調査結果について URL http://radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/1000/462/24/243_0425.pdf *2012年1月に測定されたものです。
さらに海上保安庁が公開した資料を見てみると、興味深いことが分かります。それは、ストロンチウムとセシウムの比率です。 事故直後の文部科学省の予測ではストロンチウムはセシウム134,137のおよそ1/1000とされてきましたが、海上保安庁の資料を見ると最低でも1/10、最大で2/3近い数値が検出されています。 これから言えることは、文部科学省の予測以上にストロンチウムが広範囲を高濃度で汚染しているということです。 現に「横浜でストロンチウム検出 福島第一原発から100キロ圏外では初」という報道があるわけで、セシウムやヨウ素と同じくらいストロンチウムも広範囲に広がっているのは間違いないでしょう。 ちなみに、海上保安庁の検査結果によると、伊豆諸島よりもさらに南に位置する場所からもストロンチウムが検出されたとのことです。 ◎ストロンチウムの危険性とは? そもそも、ストロンチウムというのは、カルシウムに似た親骨性の物質であるため、骨に蓄積されやすいという性質を持っています。 そのため、一度でも体内に取り込んでしまうとそのまま骨に吸収されてしまい、長時間にわたって放射線を放出し続け、骨髄や造血機能に打撃を与えてしまうのです。 しかも、ストロンチウムの半減期は約30年と非常に長い上に、セシウムやヨウ素とは違い、一般の放射線測定器では検出することができません。ですので、ストロンチウムはセシウム以上に危険な放射性物質とも呼ばれているのです。 おそらく、日本政府やマスコミがストロンチウムに関する情報を積極的に開示しない裏には、ストロンチウムがこんなにも危険な物質だからという理由があるのだと思います。 チェルノブイリ事故でもセシウムだけでなく、ストロンチウムの汚染も問題になっていました。 ☆原子力資料 ストロンチウム URL http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/8.html :引用 発電炉の運転では、ストロンチウムの放射能の放出はほとんどない。問題は重大事故である。炉心が破壊されれば、その中にある大量の放射能が外に放出される。 1986年4月26日に起こった旧ソ連(現、ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故では、大量の放射能が放出された。ストロンチウム-90の放出量は、炉内の存在量がほぼ等しいセシウム-137(30.1年)に比べて小さかった。 名古屋で採取した大気試料の分析によると、ストロンチウム-90/セシウム-137放射能強度比は0.002~0.02の範囲に分布していた。一方で、発電所周辺または近隣諸国に降下した放射能に含まれるものの放射能強度比は、上の値より高く0.1に達すると報告されている。 :引用終了 日本政府はパニックや原発の廃止を過度に恐れているように私は感じます。原発や利権などが大切なのも分かりますが、国家の原点であり、国を支えている国民を助けなければ、国はいずれ崩れてしまいます。 あまり期待はできませんが、日本政府には国民を放射能から助けるための決断をして欲しいと私は思います。 ☆武田邦彦教授 ガリレオ放談第2回横浜のストロンチウム問題と行政の矛盾 .

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