2013年1月2日水曜日

【被爆資料】26年後のチェルノブイリの子供たちの健康状態. http://alcyone-sapporo.blogspot.de/2013/01/blog-post_5703.html?spref=tw 雑誌『科学』2013年1月号で、ロシア小児放射能防護センターの研究成果報告(2012年10月)について報告している文章を、宗教学者の島薗進氏が連続ツイートで紹介。 「避難者の子どもは発病率が低下傾向しているが、汚染地域に居住している子どもたちは2000年代を通して低下の兆しが見えない」とある。 http://togetter.com/li/429957 子どもの健康被害の調査結果について。被曝登録者の小児発病率はロシア全体のそれに比べて1992年以来つねに高い。がん、先天異常、染色体異常、全般的小児発病率の比較がなされている。 避難者の子どもは発病率が低下傾向。 汚染地域に居住している子どもたちは2000年代を通して低下の兆しが見えない。事故処理作業者の子ともはがん、先天異常・染色体異常いずれの発生率もかなり高い。 さらに免疫学的変化も調べられている。感染細胞やがん細胞を殺すナチュラルキラー細胞(CD16陽性細胞)の減少や増加、活性化したリンパ球(CD38陽性細胞)の低下、アポトーシス(プログラムされた細胞死)を媒介するCD95陽性細胞の増加傾向が見られる。放射線による免疫障害と関連するのかもしれない。 1【吉田由布子氏「26年後のチェルノブイリの子どもたち―ロシアの研究が語る健康被害」】『科学』1月号。ロシア小児放射能防護センターの研究成果報告(2012年10月)について報告されている。重要な内容―1)子どもの健康被害の調査結果、2)ロシアでの調査研究体制と日本のそれの現状。 Shimazono 2012-12-28 Shimazono 2【吉田由布子氏「26年後のチェルノブイリの子どもたち―ロシアの研究が語る健康被害」】同センターは被曝登録者とその子どもの健康を追跡している。2012年初めの段階で18歳未満に限定すると9万7千人弱。事故処理作業者の子ども、初期避難者の子ども、汚染地域居住者の子どもを含む。 Shimazono 2012-12-28 Shimazono 3【吉田由布子氏「26年後のチェルノ―子どもたち」】「センター設立に向けては、ロシアの主任小児科医であるバーレヴァ博士からエリツィン大統領(当時)への強い要請があった」という。吉田氏は福島県県民健康管理調査にはこうした内容がないことを問題にしている。日本の医学界はどうなっている? Shimazono 2012-12-28 Shimazono 4【吉田由布子氏「26年後のチェルノ…子どもたち」】吉田氏は子ども・被災者支援法にある「放射線による健康への影響に関する調査、医療の提供」(13条)、低線量放射線影響に関する「調査研究等及び成果の普及」(15条)がまだ具体化されていないことに注意を促している。以上は2)について。 Shimazono 2012-12-28 Shimazono 5【吉田由布子氏「26年後のチェルノブイリの子どもたち」】以下、1)子どもの健康被害の調査結果について。被曝登録者の小児発病率はロシア全体のそれに比べて1992年以来つねに高い。がん、先天異常、染色体異常、全般的小児発病率の比較がなされている。避難者の子どもは発病率が低下傾向。 Shimazono 2012-12-28 Shimazono 6【吉田由布子氏「26年後のチェルノブイリの子どもたち」】汚染地域に居住している子どもたちは2000年代を通して低下の兆しが見えない。事故処理作業者の子ともはがん、先天異常・染色体異常いずれの発生率もかなり高い。さらに免疫学的変化も調べられている。感染細胞やがん細胞を殺す Shimazono 2012-12-28 Shimazono 7【吉田由布子氏「26年後の…子どもたち」】ナチュラルキラー細胞(CD16陽性細胞)の減少や増加、活性化したリンパ球(CD38陽性細胞)の低下、アポトーシス(プログラムされた細胞死)を媒介するCD95陽性細胞の増加傾向が見られる。放射線による免疫障害と関連するのかもしれない。 Shimazono 2012-12-28 Shimazono 8【吉田由布子氏「26年後の…」】吉田氏は「ポスト・チェルノブイリ世代の健康状態悪化には、放射繊によるエピジェネティックな影響があるのではないか」と示唆し、故綿貫礼子氏らとの共著『放射線汚染が未来世代に及ぼすもの』 http://t.co/gfSVW28Z の参照を促してる。 Shimazono 2012-12-28 Amazon.co.jp: 放射能汚染が未来世代に及ぼすもの: 「科学」を問い、脱原発の思想を紡ぐ: 綿貫 礼子, 吉田由布子 二神淑子 リュドミラ・サァキャン: 本

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