2013年2月9日土曜日
海水中の放射性ストロンチウムの量はセシウムの半分もあった.
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海上保安庁が放射能汚染の真実を暴いてくれました。
政府の調査ではストロンチウムの量は微量であり問題ないとしてきましたが、
海上保安庁の調査では、ストロンチウムの量がセシウムの量の約半分です。
桁が違うどころではありません。
これが何を意味するのか。
まず、福島原発の大量の放射能汚染水が膨大に海に流れ込んでおり、深刻な汚染になっていること。
次にセシウムは海では魚の臓器、筋肉に溜り、ストロンチウムは骨に溜まること、すなわち小魚を骨ごと食べることが、大変な内部被ばくのリスクがあるということ。
そして魚のあらなどが魚粉となり飼料、肥料に使われるので、全国の豚、鳥が汚染され、全国の農作物がまるごと汚染されるが、ストロンチウムはα線しか出さないので放射能検査で測定できず食卓に上ってしまうこと。
原発の爆発により海経由ではなく、空経由で地表に降り注いだストロンチウムの量が政府により改ざん隠蔽されているのではないかという疑い(α線種は測り方で数値はどうにでも出せる)。
空中に舞い、雨によって地表に叩き落された放射性物質がヨウ素とセシウムだけというのはあまりにおかしな話であり、チェルノブイリ事故の時には重要視されたストロンチウム濃度が日本では発表されないのは明らかな操作であり、セシウムのあるところにストロンチウム、ウラン、プルトニウムあり、というのが常識的な考え方であり、そうすると東日本全域の水道にも普通の地面にもストロンチウムは降り注ぎ、食肉、ミルク、農作物が汚染されているということ。
ストロンチウムは当然地下水にも染み渡っているので、東日本全域の食品、飲料加工工場の製品に含まれてしまっているということ。
ざっと考えただけでもめまいがしてくるほど影響は重大です。
そしてストロンチウム、ウラン、プルトニウムなどα線種は人間の体内から排出されず、骨に溜まり、長い時間をかけて血液、骨の病気を引き起こす非常に深刻な放射性物質であり治療方法が無いのです。
私はこのなにげない、一見平和に見える報告書を読んで凍り付いてしまいました。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h24/k20120424/k120424-2.pdf
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