2012年12月2日日曜日
日本はいま戦争に近づいている.山川健一さんから.
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石原慎太郎都知事がアメリカのヘリテージ財団のセミナーで「尖閣を都が購入する」と言ったのが導火線になり、日本は第二次世界大戦後、今もっとも戦争に近づいている。
原発ゼロの実現と同時に、戦争をしない政権が求められている。それは残念ながら、ひどく切実でリアルな問題のように見える。
だが、それは難しい。都知事と共に、今回の日中関係の危機を作り出したのが野田首相自身であることは疑う余地がない。
26日に行われる自民党総裁選について、9月23日の『毎日新聞』朝刊は1面トップで[石破氏「1回目」1位確実。2位争い安倍氏リード]と報じた。
石破氏は「海兵隊を作る」と言っている。安倍氏は「憲法を改正する」と言っている。自民党も民主党も戦争屋の使用人ばかりだ。
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ワシントン・ポストが「日本は平和主義から武器輸出三原則の解禁や集団的自衛権の行使の憲法改正など右傾化へ動きだしている」と報じたそうだ。仰る通りです。
戦争とは、僕らの子供が誰かに殺されるかもしれないということだ。僕らの子供が誰かを殺すかもしれないということだ。そんな未来を生きたくはない。
戦争と核兵器と原発のない世界。それが、僕らが望むもののすべてです。もしも今の日本が民主主義国家であるならば、力を合わせてそれを実現しなければならないのだと、改めて思う。
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