取手の小中学生 心電図異常増加 茨城
2012.12.28
東京電力福島第1原発事故の影響で放射線量が高い「ホットスポット」となった取手市の小中学生の心電図検査で、「疾病・異常」と診断された児童、生徒が事故前より倍以上に増加していることが、市民団体の調査でわかった。
取手市では、小学1年生と中学1年生の心電図検査を毎年実施。「疾病・異常」と診断された小中学生は22年度は9人だったが、事故後の23年度は21人、24年度は24人に急増した。
調査した生活クラブ生協取手支部の根岸裕美子代表は「原発事故と関係している疑いがある。原因を調査してほしい」と話し、小中学生全員の心電図検査を毎年実施するよう市教育委員会に要請する方針。
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