2012年12月3日月曜日
(山本太郎 今はひとり党 衆院選出馬12/1 )
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65833997.html
会見文字起こし
こんばんは 山本太郎です よろしくお願いします 今回、新党を立ち上げます 自分自身も衆議院に立候補します 新党の名前は 「今はひとり」 です。
自分自身、政治家になりたいという気持ちは、ないんです。はっきり言うと。ヤクザな世界じゃないですか。そんな世界に身を置くのはしんどい。でもこの1年以上市民活動に身を置いてきて一票も逃してはいけないと思っている。
第一極、二極、三極というが、実質は二極しかない。若い人に知ってもらいたい。一極は、この国を売り飛ばそうとしている。A or B の戦いなんだと知ってもらいたい。
脱原発が大命題なのに争点になっていない。 燃料も発見できていない。収束宣言みたいなハッタリが言われている。 そう言われている間にも、日本は地震の活動期。阪神大震災から二年おきくらいには大きいの来てる。日本をとりかこむ4つのプレートが動いている。元々原発はデタラメだった。今これを止めないと日本の国民は絶滅してしまう。 直下に活断層があっても、動かそうとするんですよ。 原発をやめるということで、かわりになるものは何なんだと。江戸時代に戻るという人がいますが、今動いてないけど、同じ生活ができている。
動かすことは、99%の私たちが犠牲になることです。
反原発、反TPP、はっきりしたこと言う党と組んでいきたい。 なぜ1人で出たのか。どの党の政策みても、「そんな、のんきなコト言ってられるね」といった内容。そんなこと続けているうちに次の事故が起こる。作業員さんたちががんばってくれてる間に、(原発やめる方向に)シフトしないといけない。
ボクが立つことによってもしも、やるという人がでて、5人集まれば党になる。比例で統一名簿で、たとえば「脱原発」と書けば(誰かが通る?) ...ホントは大きくやっていきたい。 実現するかはわからないが、やってみようと思う。それがかなわないなら、しばらく「今はひとり」が続くことになると思う。
脱原発、反TPP、反消費税、ちゃんと言ってくれてるところ、限られる。 未来の党 社民党 みどりの風 新党日本(その他)、この国を救うと思う。
どういうことやっていきたいのか、これまで市民活動でやってきたことと、ズレはない。「原発即時撤退」です。東日本の避難の権利を確立できたらと思う。
それまでの基準やめて1ミリ→20ミリに。20倍にしてしまった。みなさんご存じだと思う。年間5ミリでチェルノでは強制移住でした。日本はどうでしょう。子どもにも20ミリあてはめて。狂ってるんです。マスコミも取り上げましたか? しがらみあるだろう。日本では取り上げるの難しい。これが殺人的な数字だというメディアがほとんどなかった。政府だけでなくマスコミも加担している。それではいけない、と思う人が今日(取材に)来てくれてると思う。
放射線(業務)従事者が管理された区域に入る、それが放射線管理区域、年間5ミリです。その4倍もの数値なんです20ミリは。撤回されたようだがはっきりしない。政府は同心円状に汚染、と、そういうフリをし続けている。汚染区域に人を帰そうとしている。東日本一帯に汚染は広がり、ホットスポットとして存在している。くわしく知らされずに暮らしている人がいる。
いったいなぜ、そうしているのか。この国は、人を切り捨てることをしている。枝野さんは「ただちに影響はない」と。その通りです。その時は大丈夫でも後々影響ある。これまでの公害でもまったく同じことが起こっている。これまで通りの暮らしをしたら、汚染作物が育てられてしまう。
一般食品のレベル100ベクレル。500から下がったからよかったというものではない。100ベクレルは廃棄物として管理されてきた数字なんです。それがなぜ大きな声にならないのか。力になってくれた議員は少数派。(政治は)多数決なんです。力を集めることが大事。
原発はものすごく大きな既得権益でなされてるんです。電力会社だけでなく電器会社、メガバンク、すべて関わっている。東電一社だけで260億円、電力10社で1000億円の広告費。いろいろな企業が関わって(東電の悪い面について)言えないんです。気がついた人しか声を上げていないんです。
新聞・TV依存度が高い日本、コントロール簡単です。ある調査で、メディア依存度はアメリカなどでは20%、日本は70%、印象操作簡単なんです。
みんなの生きる権利がないがしろにされている。はっきりさせたのが3.11。どうして瓦礫を燃やすのか、広域処理で放射性物質以外のアスベストなどもガスになって広がる。そういう声が聞こえてこない。環境省からメディアに40億円流れている。だからメディアも言えないんです。利権など、それより大きなものがある。汚染食品、汚染がれき、広げることで、汚染を均一化することになる。
Q:TPP?
A:脱原発といいながらTPPに色気を出している党があるが、偽物です。規制なくそう、一見よさそうに見えるが、日本の農業ただでさえ少ないのに、安い食品入ってきたら壊滅です。食糧を他の国にゆだねてはいけない。それだけでなく遺伝子組み換えなどの別の面もやってくる。他には医療。国民皆保険、3割負担だが、これも自由化が進めばアメリカみたいな高いものがやってくる。次には生命保険。歯を抜いたら100万円、肺炎で200万円、その結果、医療を受けられるのは金持ちだけになる。そんなことでいいのか。環太平洋といいながら東アジアで乗り気な国、ほとんどない。中国も入らない。アメリカがおいしい思いするために、TPPやりましょうということなんです。海外から安い労働力が入ってきたら雇用も危ない。「大丈夫です」と政治家は言うが、関電も説得できなかったのに、アメリカと交渉できるのか。脱原発と反TPPはセットなんです。
なんのために1人で出るのか。どこかの党から出ると、その党のカラー、歩調に合わせないといけないから。問題に対してストレートによどみなくやっていきたい。今日は12月1日。もうせまってます。3日ギリギリのところで、自民党や民主党から、良心の残っている人たち、ひょっとしたらこっちに流れてきてくれる人いるのじゃないのかと。一人でも不条理をこうむる人がいなくなればと、そういう志ある人。党から出られないというところで筋を通すのでなく、国民に筋を通してほしい。
Q:東日本からの避難、どんなステップで?
A:難しい問題です。3.11以降気づいたことですから。全国には沢山の限界集落がある。極力コミュニティごと動いてもらえればいいと思う。がれき広域処理にも代替案出てる。森を作って防波堤にするなど。
脱原発や反TPPは、ある国に対する反逆なんです。オスプレイでもはっきりした。本国では飛ばさないものを日本で飛ばしている。アメリカのもう一つの州にすらなっていない。広域処理の費用は、アメリカ国債を売ればいい。
(我が党から)出ないか、というお話はほうぼうからいただいていた。このタイムリミットまでのあいだに5人集まれて、比例区の統一名簿できたら......。まぁ協力してくれますよ。
これまでの党から出て、何がしたいのか。民主、自民、公明、維新、国民新党、みんなの党(グレー)これらの党はこの国を売り飛ばそうとしている。この国に住まうものに目が向いていない。その他の党は協力しないといけない。二極の戦いなんです。本当の独立を目指さないといけない時なんです。この機会を逃すともうチャンスはないと思う。その機会を失うと思う。原発も避難も、もう争点にはあがらないだろう。
Q:選挙区はどこ?
A:まだ決めていないです。大事な所なんですが、一番面白いところでもある。一番強い相手にぶつかりたい。仙石さんはもう終わった政治家。3.11以降の悲劇、民主党が追い込んだ。首狩り族の1人としてけじめをつけてやろうと玉砕覚悟で思っている。みんなに選挙を面白がってほしいと思う。面白くするためには橋下さんに出てほしい。なかなかカードは切らないと思うが。本人いわくケンカが強いらしいから、ぜひともガチンコで勝負したいです。どの選挙区でも勝つ気でいます。メディアに関してもキー局で注目されたい。そうでないと地方局で注目されない。今、言ってることはカットされるかもしれないがTV用に言い換える。
Q:理念・公約わかったが、勝つプランは? どうケンカするのかビジョンを。
A:メディアに注目してもらえるか。できる限り、僕たち側、国民の命を守ろうとしている党とはかぶりたくない。つぶし合い、票の奪い合いになってしまうから、調整していきたい。一番はお金だと思う。フィクサーいるのでは? と言われてるが、資金源はみなさんなんです。いまから募るんです。資金面としては100%市民選挙になります。比例では協力できないとなるなら、Bチームの中で超党派で色々な問題に取り組んで行けたらと思う。誰にも媚びたくないんです。ボクが見たいのは、子どもを守りたいというお母さんがたです。党に入ってしまうと、言えない言葉が出てくる。
Q:統一名簿は比例単独?
A:このままだと小選挙区となる。増えていけば展開がかわる。時に応じて。
Q:憲法9条について。徴兵制の問題。
A:平和憲法は絶対にいじらせない。このままでいくと領土問題。勝手に起こったことではなく、こちらから石を投げてる。なぜ(アメリカの)ヘリテージ(財団)で会見したのか。徴兵制もそこから出てくるのだろう。徴兵させるなら、そう言った政治家自身が行くべき。彼らにガザに行ってレポートしてもらいましょう。戦争があっても傷つくのは若い人。この国では働いてもお金にならない。そうすることで徴兵やりやすくなる。
Q:表現の自由について。ACTAも衆院で4分で起立投票で通ってしまったTPPも。二次創作もできなくなる。言論統制になり戦争に繋がると思っている。
A:表現の自由に関しては、ボク自身がもうすでに規制されてる。(笑)お隣の独裁国家を笑えない。ACTAも、インターネットつぶし、何がしたいかハッキリしている。TV・新聞依存を増やしたい。本当の情報をメディアからだけでなく、インターネットから得てきた人たちがいる。それを根絶やしにしたい。インターネットは癌。広告収入がなくなってしまうから。メディアの方々、この問題流しませんでしたよね。当然ですよね。インターネットは敵ですもん。ヨーロッパでは通らなかったものが、日本ではアッサリ通ってしまって、なさけない。勉強会やってほしいと議員さんに頼んだけど人が集まらなかった。夜中まで踊って何が悪いんですか、風営法。クラブなどのカルチャーから表現生まれてきた。兵器工場で働けということか。若者の才能を伸ばすということに関して規制をする、そのことは反対していく。
Q:原発がれき放射能。地元でかんばる人たちにはどう言うのか?
A:混乱の大元は何か(どこか)、政府は事故を矮小化した。たとえ汚染があろうとも地元で暮らしたいと。元々の人間関係あり出たくても出られない人もいる。高線量だった時に、一度避難させて、除染してから帰すべきだった。「住み続けなければならない」ではなく不安ありながら暮らしてるならバックアップが必要だと思う。お金続かず避難先から戻る人もいる。「帰れます」といわれてる超高濃度地帯、チェルノ26年後でもまだ帰られない。2万4千年後に帰れるとロシアの役人が言ってた。そこをハッキリさせることです。帰られるか帰られないのか。ウクライナでは年間1ミリでも病気出てる。外部が1ミリでも内部被曝を避けられないから。先の人々の健康を担保するためにも、そこはハッキリしたほうがいいと思う。国としてバックアップすることが必要。除染は、チェルノは周囲30キロは放棄している。そこを置き場(震災遺物)として使わせてもらうとしか考えられない。
原発の作業員のみなさんについて。収束宣言のために、給与も減った。僕たちの命を繋いでくれている。彼らの健康調査などやっていくべき。東電社員と食べ物が違うとか、そういう点もキチンと、フォーカスしていくべきです。
山本太郎氏
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