2013年3月18日月曜日

(ドイツZDFテレビ(フクシマ)最悪事故から2年、除染・甲状腺がん ) ドイツZDFがフクシマ2周年で無責任な除染と子供の甲状腺癌の隠蔽を報道/お母さんたちの知識にはびっくり・日本語字幕付き動画公表. http://tkajimura.blogspot.jp/2013/03/zdf.html この部分だけのビデオには出てきませんが、上記オリジナルでは司会の女性が「核汚染のゴミを遊園地の真下に埋めたり、川に投げ捨てたりしている。こんな無責任なことが許されるのでしょうか」と述べています。 今では日本でも人気のあるハイノ記者は、郡山市のお幼児を抱える母さんたちの集まり「安心・安全・アクションin郡山(通称→3a/スリーエイ・野口時子代表)」 を訪ねて、声を聴いています。そこで汚染食品の汚染測定をしている彼女らの知識の豊富さに「物理の専門家なのか」と驚いています。  わたしもここを訪ねたことがあり、「エートス・プロジェクト批判」関連で以下の写真を付けて→簡単に紹介しましたが 、ここにあるようにお母さんたちは、全くの白紙から子供を守るために写真にあるように世界的な知識人の最高の知見も聴き、非常に勉強して放射線防御のエキスパートになっているのです。 また、子供の甲状腺癌発生については、「フクシマとは関連があるとは出来ない」とする無責任な公式見解も丁寧に紹介し、北海道がんセンターの西尾正道院長の批判も紹介しています。 このような日本各地の市民測定所の活動ぶりは世界中のメディアが注目(日本だけは例外)しています。最近では韓国のソウルで最初の測定所が立ち上がっています。 「フクシマとは関連しない」などという日本の政府見解が世界的原発ロビーの代弁であることはだれでも知っており、信用されるわけは無いのです。 (チェルノブイリから27年:) カタストロフの4年後以来、子供と成人の甲状腺癌と白血病は常在している。綿密な計算によれば、チェルブイリの放射線の影響の結果、ヨーロッパ全体で160万人の死者がでている(原註1)。80万人のリクイダートールのうち12万5000人がもう生存していない(原註2)。数十万人が重病である。乳児死亡率は向上している。先天的奇形は世代を経るごとに増加している。 (フクシマから2年:) 福島県の子供の35%以上に甲状腺に嚢胞と結節が診断されているが(原註4)、平常ではこの年齢では非常に稀である(原註5)。 甲状腺癌は2014/15年から懸念され、白血病はわずかに遅れてからだ。日本では、カタストロフから9ヶ月後の2011年12月には乳児死亡率が増加し、出生率がはっきりと減少した(原註6。訳注2)。 フクシマ後には世界中でまだ約430基の原子力発電が稼働している。これらは核兵器への門を開くものだ。次の超最悪事故(訳注3)発生は時間の問題である。住民を保護することはできない。どの非常事態計画も中途半端なものである。被曝に対しては医師の援助も医薬品も存在しない。予防だけが可能である。 フクシマはドイツにおいては根本的な考えの革新へと導いた:原子炉8基は即座に停止された。残りの9基も続いて早期に廃炉にされるべきである!       (エネルギー転換. グローバルに考え、ローカルに行動しよう)  ひとびとは再生可能エネルギーの供給を自らの手中にしている。 男女市民、都市発電公社、エネルギー共同組合、手工業や中小企業は、数年のうちに再生可能エネルギー源からの分散型発電を実現できる。100%までできる。彼らは巨大エネルギーコンツェルンと政党内のそのロビーから阻止されたりしない。この「地域のエネルギー自治」の実現への鍵は、風力と太陽光電力を天候に依存させないための、分散型蓄電設備のネットワークである。諸政党もこのことをもはや認識し、そのためにいくらかはすべきである: 今や 、巨大コンツェルンのための過剰な「送電アウトバーン」(訳注4)に膨大な経費をつぎ込む浪費に代えて、再生エネルギー法を通して、地方と地域のエネルギー貯蔵を促進する時である。 地域的エネルギー自治は、高価なエネルギー輸入を回避し、あらゆる地域の繁栄を促進し、資源と交易路を巡っての戦争の防止することの助けとなる。=これこそがエネルギー転換の「平和政策的次元」である。  以上は2328名の男女医師とIPPNWの支援者によって署名された。

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