2013年3月28日木曜日
(甲状腺を守るために.チェルノブイリへのかけはし.)
http://www.kakehashi.or.jp/?p=8254
ベラルーシでの甲状腺癌のスクリーニング.
目的は、子供たちの健康を守ること、早期発見・早期治療
・事故当時0~18歳までの子供たちを第一のリスクグループとする
(事故当時18~40歳までは、第二の注意を要する年代)
(のうほうや結節などの異常があった場合(子供))
*年に2回はスクリーニングが原則.
*・結節があった場合は特に注意、その結節の大きさによっては2~3ヶ月ごとにエコーの検査を受ける
もしも、結節が成長しているようなら、大きさに四の五の言わず、すぐに(その場で)穿刺もすることもある。
穿刺については、日本の医師は、特に子供については、このぐらいならまだ様子をみたほうがいいとか、あれこれ言うでしょう。これは、心情としてはとてもよく理解できます。
小さな子供の甲状腺に穿刺する経験などないですし、第一、そんなこと、以下でのべる盗人たちが、日本の医師たちに隠しているからです。
つまり情報の開示をあえてしていません。
これでは日本の他地域の医師が勇み足で何かできるということはありえないでしょう。
のうほうだから、心配ない、というふうにあなどらないことです。
もちろん、私たちが被ばくしていないときは、それで良かったかもしれません。
今までの「常識」は通用しない。
しかし、「放射能」という変数が何をしでかすか、27年たったベラルーシでもまだ未解明のことがたくさんあるのです。
たとえば、最近、大学生にも、甲状腺の癌がみつかっていると。
これは当然、事故後に、放射性ヨウ素がなくなったときに生まれた世代です。
(もちろん、パンダジェフスキー博士によると、甲状腺にセシウムが蓄積していたという話もありますが、)いったい何がこの癌の原因なのか「科学的」に解明するためにはまだまだ時間がかかるでしょう。お母さんたちは、昨日のブログに書いたように、まず、自分がしっかりしてください。
自分がしっかりしてないと、子供も家族も守れない。
今までのように、きれいでフワフワしているお母さんでいられないかもしれない。
しかし、そんなことは、どうでもいいことです。
子供が小さいお母さんも必ず検査を受けること。あのとき、日本人のほとんどが初期被ばくしてしまった。
これは関東を含め広い地域に放射性ヨウ素が拡散しています。
そして、おばかな東大の学者あたりが、放射性ヨウ素の付着したほうれん草を食べて大丈夫とテレビで推奨して歩いた。給食では関東の葉物野菜や、牛乳をどかどか子供たちに与えていました。
つまり、私たちのほとんどが時限爆弾を抱えてしまっている。それが爆発するかどうかはかみのみぞしる。
だからこそ汚染地帯の子供達は保養に出た方が良い。
特に、ベラルーシの子供たちの小児甲状腺がんをあそこまで拡大させたことは、日本の一人の医師に責任があります。
私は何度も書いていますが、重松逸造氏というヒロシマの放射能影響研究所の所長として、IAEAの調査団長として、「これは風土病である」と、して、当時潜伏期間4年をすぎたあたりから激増している小児甲状腺癌に対して、がんとして放射能のせいとして認めなかった。
あらかたデータをとったあとで、日本人がここでまた「これは放射能のせいである」と認めた。
ナガタキという長崎の医師です。
この間、甲状腺癌は放射能のせいであるけれど(そんなことたあ、言わずもがな)世界中の科学者たちは、国連傘下IAEAの言うことを「是」として、旧ソ連の科学者や医者たちの言うことを否定し続ける中で、子供たちの治療を続けそして、数(データともいいます)があきらかに異常であることをベラルーシの証明しなければなりませんでした。
最初にヒロシマの医者が、NOをつきつけ、ナガサキの医者が、これは放射能のせいである!と烙印を押す、みごとな筋書きをいったい誰が考えたというのでしょう。
想像もつかないそのカラクリにあらためてめまいを感じます。
ヒロシマとナガサキの間に、山下氏と笹川財団が入り込み、甲状腺のスクリーニングを移動検診車で行い「数」や症例を調査しまくります。見た目には救援にみえたでしょう。
しかし、菅谷先生とやっている動機がまったく違ったのですね。
つまり、ほかの国には、これは風土病としておきながら、そうじゃないと知っている人間たちがしらんふりして調査を続けて、「放射能のせいだ!」と発表したときは、すでに彼らが「甲状腺癌の世界基準」になっている。
その世界基準がフクシマ事故のときに、まっさきに「放射能アドバイザー」として法的になんの責任能力もない立場で、福島県民だけをねらいうちして、被ばくさせまくった。
そして、彼は同時に関東ほか地域に住む人たちを無視することによって彼らもまた放射性ヨウ素にさらされまくった。自分たちさえ良ければいいという、日本人の心性を知り尽くしている。
かくして、みんな思惑通り被ばくさせられ、福島県民健康調査だけを行うことにより、批判を集中させ、関東の子供たちのことをみんなすっかり忘れています。
さて、以下の甲状腺盗人たちが事故当時、そして今もどんなでたらめを振りまいているか。
まず、チェルノブイリ牛乳犯人説。
こんな話はベラルーシではやはり?ですね。私も聞いたことが無かった。こんな決めうちできるほうが科学的におかしい。食べ物が汚染されて牛乳だけ犯人というのも、不思議なものです。
そして、空気からの吸い込みが60%とはっきり現地のドクターたちが言っています。
ええ、彼らがどんなに言っても、ご意見番・長崎としては認めなければいいんです。
どうやって?
「ヒロシマとナガサキからみて、それはありえない。なんせ100ミリシーベルトの被ばくで、10年たってからでないと癌はあらわれないから」というお馬鹿学説。
日本に科学者はいないのか?
さて、あの福島原発事故当時、いちばん良かったのはヨード剤を飲んで、子供たちや若者は屋内退避するしか方法がなかった。どんなレベルの放射性ヨウ素であれ。
(もちろん甲状腺免疫不全症など害のある人もいますがその人達以外の人間を被ばくさせました)
どうですか?今、同じ季節でしょ?
あのとき、自分たちが外に出て何をしていたか、記録してください。
自転車に乗っていた、花見していた、いろんなリスクを背負わされたと思います。
フクシマ応援野菜も相当広範囲のスーパーで安売りをしていたはずです。
それから、次回の検査は「2年半後」はすでにナンセンス。
アドバイザーみずからが、ベラルーシでは半年に一回とアドバイスしてきてるんですから。
最低でも半年に1回。費用は国で持て!土壌から放射能が検出されている地方自治体には母親たちが国費で健康調査をするようにまず道を開いてください。
これは、自分の命をかけてもやりぬくことです。
そして、ベラルーシでは土壌の汚染がさほどなくても、甲状腺が発生し続けている地域がある。
これは今、ガンマ線が検知できなくても、事故当時ヨウ素のプルームが訪れたのでは無いかと推測するしかない。
つまりは、日本政府は子供たちの甲状腺スクリーニング体制を、ベラルーシ以上の精度と制度を構築して行うべきです。
以下に、甲状腺の薬のメーカーが、「放射能と共存するリスクを受け入れるように福島県民にうながす」医師たちをバックアップするためにのパンフレットをつくり、福島県に流しているという、破廉恥きわまりない行為を紹介します。
詳しい中身はこの医薬品メーカーに問い合わせしてもいいと思います。
(あまりに不愉快かつ非科学的なので紹介することのほうが、害になると思います)
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