2012年11月24日土曜日

福島県産米の安全キャンペーンが真っ盛り ~「311」で日本国民が真に失ったもの~ http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/6b2d4e82ea16af3297919b8b1751237b その背後に隠されている国家権力の”悪しき思惑”に気づいて欲しいという主旨であり、けっして悪意があるものではないことをご理解いただければと思う次第である。 ここより本題に入るが、収穫の秋を向かえ、福島県産のコメの安全性をアピールするキャンペーンが大々的に展開されている。 以下の記事にあるように、公共放送たるNHKも「全袋検査を実施し、新たに200台の検査機器を導入したからもう安心」としてこのキャンペーンを後押ししているが、果たしてどこまで信じてよいのであろうか? まず第1に指摘しておかなければならないのは、福島県やNHKが胸を張って「安心」と主張するその”検査内容”である。 皆さんもお気づきのように、この福島県産米の検査でチェックされているのはあくまでも「放射性セシウム」のみであり、より毒性の高い「ストロンチウム」「プルトニウム」といったその他の放射性物質についてはまったくその汚染度合いについて検査がなされていないのが実情である。 唯一検査がなされている「セシウム」でさえ、その基準値とされている「1キロ当り100ベクレル」という値は、フクシマ原発事故発生以前は「低レベル放射性廃棄物処理施設にて長期間、厳重に保管することが求められる」とされていたレベルである。 これが、国家権力が国民に放射能汚染物を食させていると言われる所以である。 即ち、「福島県産の新米は安全」とのキャンペーンがおこなわれているが、ここで安全とされる新米は、ユルユルの基準値をクリアしたに過ぎない立派な放射能汚染物同然である可能性が十分にあるということである。 そして第2に指摘しておかなければならないのが、政府や公共放送たるNHKまでが福島県産米の大々的キャンペーンをおこなう”真の目的”についてである。 この度のフクシマ原発事故により発生するであろう健康被害や不動産価値・企業活動その他の社会的損失をマトモに賠償していたのでは、その賠償金額が天文学的なものとなることは自明である。 故に、それを回避するべく、国家権力たる政府・官僚機構が”棄民政策”を選択し、人命よりも己の既得権益と体制を優先するとの判断を下したという事実こそが、一連の全国民への「食の汚染」の拡散を助長しているのである。 即ち、「311」にて我々国民は体制の維持のため、国家権力から既に棄て去られているも同然ということである。 「放射能汚染瓦礫問題」についても同様である。 政府は、「放射能汚染瓦礫」に多額の”プレミア”(カネ)を乗せることにより、財政的に疲弊する全国の自治体の首長連中を懐柔し、全国に放射能汚染を拡散することによって全国民を一様に被曝させ、今後起きるであろう原発周辺住民の健康被害を目立たぬように”希釈”せんとしているのである。 即ち、マトモに対峙していてはとてもじゃないが国体(国家体制)を保てないが故、”特権階級”たる政府関係者・官僚らが大本営と化した大手マスゴミを介して国民を騙さんとプロパガンダを垂れ流し、真実を隠蔽して、己らのみが定員が限られた方舟に乗らんと企てているのである。 小生の上記見解を聞いて「何を馬鹿なことを言っているんだ」「気が狂っているのか」と笑う者もいるであろう。 笑う者は笑えばよいであろう。 今回書き綴っている内容は単なる「仮説」であり、これを証明せよと言われて解を導き出せる話ではなく、信じるか信じないかはこれを読んだ個人の判断である。 ただ、国家権力とは極めて”非情”なものであり、究極の選択を迫られた際は、例外なく体制を保持するがために、平然と民を切り捨てにするものであるということをけっして忘れてはならないであろう。 ◆福島産の新米 知事ら安全性をアピール. 兎にも角にも、福島県産米の安全キャンペーンの裏側には、国家権力のドス黒い”思惑””企て”があることをよくよく理解し、これを注視することが肝要であろう。 我々国民の多くが無意識のうちに国家権力の思惑のままに、本来守らねばならない非汚染地域にまで放射能汚染を拡散する片棒を担がされるという、実に恐ろしく、薄ら寒さを感じる事態が進行しているのである。 今月中旬から福島産の新米の販売が本格的に始まり、都内のスーパーで福島産のお米の安全性をアピールする催しが開かれました。 東京・江戸川区のスーパーの会場には福島県の佐藤雄平知事が訪れ、福島県は新たに200台の検査機器を導入するなどしてコメの安全性をチェックする態勢を大幅に強化したと説明しました。 この中では県内で収穫されたコメについては、任意の抜き取り検査を改めすべての米袋を厳しくチェックしていること、国の基準の1キログラム当たり100ベクレルを超える放射性物質が検出されたコメは出荷しないこと、そしてコメを含む農産物の検査結果は県のホームページですべて公開していることを説明し、安全性を強調しました。 福島県では去年、国の暫定基準を超えるコメが見つかり、出荷の制限を余儀なくされましたが、ことしは放射性物質を吸着する鉱物を水田にまいて除染するなど対策を進めていることから、出荷量は増えると予想されています。 また、この日は来年から始まるNHKの大河ドラマ「八重の桜」にちなんで地元出身の主人公新島八重の寸劇も上演され、福島県の観光もPRしました。 佐藤知事は「しっかりと検査態勢が整っていることを理解いただき、安心して福島の農産物を味わってもらいたい」と話していました。   県は13日、福島市のスーパーで、県産農産物の消費促進を図るイベント「ふくしまの米―安全・安心の取組み」を開き、県職員が県産米の安全確保への取り組みなどをPRした。   吉田肇農産物流通課長ら県職員が店頭に立った。吉田課長は県産の新米や農産物の安全対策について映像を使いながら説明。今年から出荷前に行っているコメの全袋検査について紹介し、「食品の基準値を超えたコメは出荷していない」と安全性をアピールした。   買い物客には整理券が配布され、県産の新米などがプレゼントされた。イベントでは、県産米をPRするキャンペーンクルー「うつくしまライシーホワイト」も加わり、花を添えた。 ◆24年産米の検査結果について  福島県公式HP http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=8FD73E258269B46C2838C64D917C7CAE?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=31331 1 全量全袋検査結果   県では、今年、県内で生産される全ての米を対象に、米の放射性物質検査を行い、安全性の確保に取り組んでおり、その結果を公表しております。 ~後略~

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