2012年9月8日土曜日

ドイツのオーケストラが武器製造会社を占拠...音楽で軍縮デモ. http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/intl/1346837888223Staff (音楽家たちが工場前のコンサートで武器輸送を封鎖) (チョン・ウニ記者 2012.09.04 ) 音楽が武器を包囲した。9月3日、ドイツのオーケストラグループ『レーベンス ラウテ(Lebenslaute、人生を叫べ)』が武器製造会社『ヘッケラー&コッホ (Heckler & Koch)』を封鎖し占拠コンサートを行った。 100人ほどの合唱団と演奏者は『ヘッケラー&コッホ』で生産された武器で、 14分に1人が犠牲になっているとし、武器の製造中断を要求した。ドイツのオー ベルンドルフにある武器製造会社『ヘッケラー&コッホ』の前に集まった音楽家 たちは、公開コンサートを開いて工場の輸送を中断させた。 合唱団とオーケストラ デモ隊は、9月3日、午前4時40分から15~30人ずつが集 まりヘッケラー&コッホ生産工場の5か所すべての入口で車両の通行を阻止 した。まだ暗い未明、3~5人の演奏者が小さな音楽会を開き、ゲートを封鎖した。 本格的なコンサートは午前10時から始まった。工場正門にはヘンデルの「アレ クサンダーの饗宴」を編曲した「火器は災害を産むだけ」という題のアリアが 鳴り響いた。 公演が始まると、正門の前は数百人の観衆で埋め尽くされた。結局、ヘッケラー& コッホの正門は音楽家と観衆により完全に囲まれた. 彼らはコンサートでウォルフガング・パスクァイの「平和性悪劇」、レオシュ・ ヤナーチェクの「ああ戦争」、キューバ音楽の「グァンタナメラ」と共に今回 のデモをした音楽家にとって特別な意味があるシューベルトの「未完成交響曲」 を演奏した。レーベンスラウテの団員は26年前、米国のパーシングIIミサイル の配置に反対する初めてのコンサート デモでこの曲を演奏した。 演奏会が5時間続く間、ヘッケラー&コッホの労働者は、裏道から作業場に 入った。デモ隊は完全に正門を封鎖できなかったが、工場運営に影響を与えた。 レーベンスラウテのスポークスマン、マルクス・ベイヤー(Marcus Beyer)は、 ドイツの日刊紙〈ユンゲヴェルト〉4日付に「われわれは武器製造と輸出という 狂気への反対を象徴的に示したかった。私たちの目的は、武器製造会社の前で 演奏することだけでなく、作業そのものを遮ることだ」と明らかにした ドイツとオーストリア出身のレーベンスラウテの音楽家たちは1986年から1年に 一回ずつ、核廃棄物集荷場、軍事訓練所などでクラシック コンサートを開き、 平和と人権運動を行った。今回のコンサート デモは武器輸出に反対してドイツ で行なわれている全国的連帯運動の一環だ。 武器製造会社ヘッケラー&コッホは1949年、自動車生産業者として設立され たが、1950年代から武器を生産している。現在は6百人の職員がいて、昨年は約 2億5千万ユーロの売り上げ、約3千万ユーロの収益を記録した。 ヘッケラー&コッホが生産した武器は、武器輸出入禁止にもかかわらず、さ まざまな国で発見され批判されている。ドイツ連邦検事は昨年リビアで発見さ れたヘッケラー&コッホの武器についての調査をしている。

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