原子力発電所をなくすことを目的に、全国69の自治体首長らが「脱原発をめざす首長会議」を発足、28日、東京都内で設立総会が開かれた。
総会は、脱原発をかかげる城南信用金庫の本店(東京)で開かれ、福島県南相馬市の桜井勝延市長、茨城県東海村の村上達也村長、東京都世田谷区の保坂展人区長ら約20人が参加。
福井県の大飯原発など原発再稼動について、東京電力福島原発事故の対応が不十分であり、拙速な再稼動実施はあってはならないと批判。政府に対して、地元自治体や住民の合意形成を求めること、そして、2012年夏に制定される新しいエネルギー基本計画において、原発ゼロとなる決定を求めることを決議した。
「脱原発をめざす首長会議」は、35都道府県69人の首長から結成され、できるだけ早期の原発ゼロを目指し、今後、多方面へ働きかけていく。
記者会見資料
「脱原発をめざす首長会議」会員リスト)
http://www.ourplanet-tv.org/files/120428-02.jpg
0 件のコメント:
コメントを投稿