2012年6月30日土曜日

(ZDF(第2ドイツテレビ)東アジア総局長."福島の嘘"を報道したZDFのジャ-ナリスト.ヨハネス・ハーノ氏からのメッセージ) http://www.peacefilm.net/Film_Festival/tpff2012.html  日本の政治家、学者、メディア、そして原子力産業は、これまで何十年もの間、「日本の原子力発電所では絶対に大事故は起こらない」と言ってきた。「日本の原発は今後もずっと安全だ」と国民は聞かされてきた。 だが、これは真っ赤な嘘だった。  日本では原子力産業が根を下ろすにつれて、政治家と学者と企業家とメディアの強力なネットワークが拡大を続け、1970年代に福島第一原発で起きた7時間に及ぶメルトダウンなど、巨大事故まで隠蔽するようになった。  『フクシマの嘘』で浮き彫りになるのは、批判を握りつぶし、地震や津波などのリスクを過小評価し、多数の事故をひた隠しにしてきた、この、いわゆる「原子力ムラ」の犯罪的な強権ぶりだ。  菅直人前首相はインタビューのなかで、原子力ムラと彼らのやり方こそが原発の大惨事を招いたのだ、と非難している。地震や津波が福島第一原発を襲うよりずっと前に、錯誤はすでに起きていた、あれは人災だ、と。 あれから一年経った今、日本は変わっただろうか? ひとつでも教訓を学んだだろうか? そんなふうには見えない。  福島第一原発の現状が、政治家や東京電力の説明とは裏腹に、今なお日本の未来を脅かす、極めて深刻な状態であることを本作品は示している。核の惨事はいまだ収束からはほど遠いという証拠を見ていただきたい。

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