6月26日にひきつづき9月14日に福島市渡利の放射能汚染調査を行った山内知也・神戸大学大学院教授の報告。(2011年9月20日、参議院議員会館)
渡利地区では政府のモデル事業として「除染」が行われたが、その報告でも放射線レベルは7割程度しか下がらず、逆に除染後に増加した場所もあった。今回の調査では「除染」が行われた通学路の周辺で20μSv/hを超える非常に高い線量が計測され、「除染」後も渡利地区全域にわたって「特定避難勧奨地点」に該当する高い汚染がづづいていることなどがわかった。
「1μSv/hを超えるところに人が存在していることは、放射線を扱う立場の人間からは考えられない事態」と山内知也さんは語る。
⇒山内知也「放射能汚染レベル調査結果報告書 渡利地域における除染の限界」2011.9.20
(http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/110921_2.pdf)
⇒福島市渡利・放射能汚染調査〈速報〉
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