2013年9月2日月曜日

ドイツZDFテレビ「原発事故で福島近海の漁業は破壊された状態である」 「東電自身が、今の状態を明確に把握していない状態である。また、東電は問題が起きても収拾ができない状態である」 東電は(猿)芝居を続けているのである。 9月2日のドイツテレビZDF。ハノ-記者の報道。 (17分20秒以後から動画が見られる。) http://heutejournalplus.zdf.de/ http://heutejournalplus.zdf.de/?time=0 破壊された福島第1原発の状態は2年半前と同じ状態で、何も解決されていない。 たった1つの原発が太平洋を猛烈に汚染している。今まで東電が隠してきたことが少しずつ明らかになってきた。 太平洋に10万リットルの汚染水が流出しており、保管するタンクも十分に準備がなく、東電が汚染水の流出を止めることは全く不可能の状態である。 原発事故で福島近海の漁業は破壊された状態である。 小名浜の漁師たちは魚の放射腺量が減少したので、9月から試験魚業を開始する予定だった。 漁師の志賀さんは 「東電はいつも嘘を言う。はじめ120リットルの汚染水が海に流れたと報道したが、その後30万リットルの汚染水が太平洋に流出したと報道した。われわれはいつも東電に騙される。東電の言うことは全く信じられない」 と怒りで話した。 「日本政府は東電1社だけに収拾を任せてており、狂っている」 と志賀さんは話した。 福島近海の魚はいつになったら食べることができるのかわからない状態である。 魚の放射線が(きちんと)検査され、国民が納得しないと買われないであろう。 毎日、大量の汚染水が流れている状態である。タンクも十分に準備されていない。 9月には30万リットルの汚染水が流出している。東電が以前に言った120リットルではなかったのである。 東電は(猿)芝居を続けているのである。 また、東電は初め汚染水の放射線量は100ミリSVと報道したが、真実は18倍の1800ミリSVであり4時間で死亡する高放射線量であった。 ZDFテレビのクラウス記者は 「東電自身が、今の状態を明確に把握していない状態である。また、東電は問題が起きても収拾ができない状態である」 と語った。 漁師たちは「東電と日本政府を信用していない」と言ったが、日本の国民たちも東電と政府を信用していない。 安倍首相は原発の再稼動を始めると発表した。政府は東電は十分に汚染水流出の収拾ができないので、政府がコントロ-ルすると発表したが、本当にコントロ-ルができるのだろうか?

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