2013年9月15日日曜日

福島原発第1から流出された汚染水により地下水や海は放射性廃棄物のような状態である (IPPNWドイツ支部.アレックス.ローゼン博士から.) http://www.fukushima-disaster.de/deutsche-information/super-gau/artikel/4bcd5de41236b3f7814ef026c23811df/-01748e453a.html (Radioaktiver Müll im Grundwasser und Ozean von Fukushima) 損傷された福島第1原発の問題は、災害後二年以上ずっと制御されていない状態である。東京電力は最近、地下水から放射性の非常に高いレベルの放射性トリチウムを検出した.東電はさらに強制的に検査を実施する必要がある. 調査結果では地下水の中でトリチウムのほかにも毒性の高いストロンチウム90とセシウム134とセシウム137 - が検出されたが,地下水中に発癌になる毒性の高いストロンチウム90やセシウム134やセシウム137は絶対に含まれてはならないのである. 数週間にわたり、地下水の中に,放射腺が劇的に増加し全ての放射性物質が検出されている. 福島の3つの原子炉に冷却する為に一日あたり約40万リットルの地下水が流されている. これらの膨大な汚染された水により、原子炉の内部も汚染されることになる. そして,その後,貯水プールやタンクに保管されなければならないのである. そして毎日未知の数の汚染水が地下水に大量にしみ込んでいる状態である. 現時点でタンクが,すでに80 %程度満たされており、より多くのタンクを作るのには高い費用に要るので約10万リットルの汚染水を直接に海に放出している. 2012年12月の地下水の検査で29,000ベクレル/ Lのトリチウムを含んだ汚染水が放出されたが,2013年5月には約15倍の43万ベクレル/リットルのトリチウムの放射腺量値である.(政府のトリチウム制限値は60,000ベクレル/ Lである) トリチウムは,化学的に水のよう働きをするので、容易に身体の組織に取り込まれ,体内の全ての組織に均等に分散され,細胞が損傷され,突然変異や癌になる原因になる。 政府が定めた規定値以下の量でも有害な影響(細胞損傷,突然変異や癌)が発生するのである. EUでは健康の影響を避ける為に,1998年5月12日にトリチウムが含まれた飲料水は1リットル当たり100ベクレル/リットルに規定された. (ストロンチウム90について) ストロンチウム90は危険な放射腺の1つであり,福島第1原発のメルトダウン後にも空気中に降下しており、現在では明らかに地下水にも検出されている.ストロンチウム90は汚染食品や飲料水から取り込まれ,骨組織に付着し 骨髄が被曝され白血病の原因になる. 2012年12月には,地下の水中でストロンチウム90の放射線量が8.6ベクレル/リットル検出されたが, 2013年5月には、30倍の 1,000にベクレル/ L が検出された.(規定値30ベクレル/ Lである) (セシウムについて) ちょうどこの週に、悪いニュースが追加された.7月8日に2種類の放射性セシウムが地下水の中で急激に増加し,比較的短命であり2年で半減するセシウム134は18,000ベクレル/ リットル検出され、 30年で半減するセシウム137は9,000ベクレル/リットル検出された. 数日前には、両方のセシウムの濃度は低く,99ベクレル/リットルと210ベクレル/リットルであったが,86倍から90倍に増加 したのである.政府が規定した規定値は セシウム134 は60 ベクレル/リットルで, セシウム137は 90 ベクレル/リットルである. セシウムもトリチウムと同じように体内に取り込まれ,放射線により細胞が損傷され、突然変異や癌につながるのである.(EMI.KIYOMIZU訳)

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