2014年4月4日金曜日
ドイツNTVテレビの報道。福島第1原発事故について、国連科学委員会の報告に驚いた!
(Der erstaunliche UN-Bericht zu Fukushima)
http://www.n-tv.de/panorama/Der-erstaunliche-UN-Bericht-zu-Fukushima-article12588996.html
ドイツNTVテレビの報道。福島第1原発事故について、国連科学委員会の報告に驚いた!
IPPNWドイツ支部アレックス·ローゼン博士による説明は、
福島第1原発事故について、国連科学委員会の報告書は福島第1原発事故で癌による死亡はないと明確にしたが、これは核保有国の原発業界を喜ばせる為のメッセージであり、福島第1原発事故はまだ終わっていない状態であるとIPPNWは述べた。
水曜日に国連科学委員会(UNSCEAR)は、福島原発事故による放射腺の健康影響を調査して報告書を発表した。
国連科学委員会は福島第1原発事故事の放射線の影響によって,将来,癌の発生率は著しい変化が予想されないと報告したが、IPPNWの医師達は福島原発事故による健康影響を軽視し、過小評価していると 批判した。
UNSCEARは福島第1原発事故事で癌が発生しないという事を報道した事は、
明確に因果関係を否定するために利用したのである。
私達は既にタバコ業界やアスベストの業界がこの同じ戦術を使った事を知っている。
UNSCEAR報告書は、 放射線はどんな低線量でも癌のリスクが増加することは誰も知っている事実であるが被災者に危険性も説明もしないで、疑問である報告をしたのである。
UNSCEARは、特別に選択した食品サンプルで少ない放射線線量を使って、原発業界を満足させるための報告をした。福島第1原発事故事で予想される数万の癌症病は無視しようとした。
福島の被災者達は再び恐怖の状態になる。
UNSCEAR報告書は福島の被災者達の被曝量は、主に国際原子力機関(IAEA)の汚染された食品サンプルを基にしている。
日本の独 立した組織が放射腺食品サンプルを検査して高い線量を検出したが無視したのである。
UNSCEARは世界的に原子力エネルギーの利用を促進させるための目的で設立された。
独立した研究所によって計算された高い放射線総放出量を考慮しないで,代わりに日本原子力研究開発機構の放射線総放出量を使用したのである。 原発労働者の被曝量検査は、ほとんど東京電力が直接おこなっており、 労働者達の被曝量の操作が行われ、多数の報告は疑問だらけである。
核保有国は,UNSCEARの報告書で福島第1原発事故の議論を早く終了させる事を試みたのである。
福島第1原発事故はまだ、終わっていない、今も危険な状態が続いている。
毎日、海に放射線汚染水が数百トンも流れている。
福島第1原発の原子炉から放出した危険な放射性物質の除染の為に数十年かかる状態である。
放出したセシウム137の半減期は約30年かかり、福島第1原発事故の3年後に長期的な健康影響について最後の報告書を作る事は、非科学的である。
福島の被災地の人達に真実の情報を与えることは必要であり、福島第1原発事故による危険な健康影響について説明もしなければならない。
又被災者達に支援も必要である。被災者達に、間違った希望を与えてはならない。
昨年秋に、国連特別報告者アナンドグローバー氏が福島第1原発事故の状況について報告書を発表した。アナンドグローバーは福島の被災者達が,個人の健康と健康な環境を守る為の権利を持つことも,福島の被災者たちが、自分の医療データ(記録)も得る事もできず、セカンドオピニオンを得る事も日本政府は拒否したことに対してアナンドグローバーは非難している.
又、彼らは汚染された地域から避難しても政府(東電や福島県当局など)から、支援も受けられない状態である。
アナンドグローバー氏のよく調査された、洞察に満ちた報告書は、UNSCEARの疑問な報告書と比較して、アナンドグローバー氏は問題点を、特に明確にしている。
福島第1原発事故による、被災者達の放射線の健康影響についての議論は、独立した医学研究(放射線による健康影響についての研究)は日本政府の経済的·政治的な利益の為に,日本政府の圧力に左右されてはいけない,これ以上に,もっと大切な事は,放射線に汚染されていない環境に住む事は,全ての人が持つ権利である事を忘れてはいけない.
(EMI、KIYOMIZU訳)
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