2013年7月9日火曜日
IPPNWドイツ支部の記事,(広島と長崎の原子爆弾による後遺症)
http://www.ippnw.de/commonFiles/pdfs/Atomwaffen/Medizinische_Spaetfolgen_von_Hiroshima_und_Nagasaki.pdf
原爆の医学的な影響は数多くあるが。ほとんどは、放射線被爆で起る疾病である.
加えて,負傷による障害のように,社会的,精神的ストレスがある.
過去50年間以上にわたり、癌の率、特に乳癌、甲状腺癌、肺癌や血液癌(白血病)が広島と長崎の住民の中で,大幅に増加した。
疫学的データの収集は非常に違っているので,正確な数は確定できない.(下記参照)
他の疾患では、例えば,貧血、緑内障、ケロイド,および先天性奇形,疲労症状により "原爆ブラ·ブラ病",めまい、痙攣、等が原子爆弾の影響により起こっている.
又,肝臓や心臓疾患,トラウマなどの心理的影響などが後の被爆影響として,数多く報告されている.
原爆投下後の最初の年は,感染症、ホームレスなどで多くの犠牲者がでた.
約4,000人の子供たちが,両親を失ったと推定できる.本当の数字は、はるかに多いと思われる.
完全に破壊された。瓦礫を片付けるのに、4年の歳月を要した.
老人達は,彼等を助けてくれる家族が無い状態であった.
さらに,トラウマを通して心理的影響を引き起こし,罪悪感(死人に対しての)や,生存者にたいしての非難は,心理的,心身症を起こした.
さらに、人々はまた,全く新しい経験で非常に不安定な状態であった.
続いて死亡するので,被爆した人々は皆,死亡するだろうと思い,大きな恐怖感を抱いた.
"放射線被爆に対する評価の間違いは,今日も続いている"
広島,長崎の原爆の被爆者は,今日では,放射線被爆による影響を科学的予想できるただ1つの人達である.
しかし,後遺症として起こる、癌の発生や死亡率は,統計的に間違いがある.
したがって,長年にわたり放射線のリスクは大きく過小評価された.
ごく最近まで,有る線量迄は,放射線は無害であるとされた.
広島と長崎の原爆攻撃の5年後, 米国の研究機関(ABCC)が日本で設立された.
原爆の生存者,約20000人が登録された.そして,2年毎に検査された.
この研究所は1975年に日本に主権が移り,放射線影響研究所 (RERF)と改名された.
全ての2万人の被爆生存者だけではなく,高放射線被爆した人達も,対象グル-プとしてみなされた.
1950年代に,放射線の低線量にさらされた対象グル-プの1部において科学的調査がされた.爆発の中心部(爆心地から始まる)
{2.}
人々は、さまざまな同心円に(爆発中心地から)割けられた.
200ミリシーベルト(mSv)の放射線量を被爆した,低放射線量グル-プ(と呼ばれる)は100.000人だった.
これらの人々のデータに基づいて,線量率曲線を示した.
放射線被爆の計算で,被爆した低放射線量グル-プは,放射性降下量は無視された.
また、中性子線も含まれていない.
もう一つの問題は、対照グル-プの選択であった.
米国研究所は広島,長崎の原爆が落とされた中心地の人達を選択しなかった.(市外地の人達を選択した)
でも,対照になったグル-プの人々は,放射性降下物で数回被爆した人達であった.
したがって,同じように被爆したグル-プの中での(放射線による健康被害の)差は小さい.
明らかに,登録された人々の放射線の影響が過小評価されている.
このような偽の科学的なデータに基づいて,放射線曲線が作成された.
この資料は,低放射線被爆した人々や,危険な放射線の影響を受ける人々の労働安全基準などに,長い期間,使用された.
1970年代半ばまでの,科学的な考えは,低レベル放射線による健康への影響は無いとされている.(白血病を除いて)
しかし.広島,長崎原爆25年後,対象にされたグル-プで腫瘍が増加した.
しかし、低エネルギーのX線より,高エネルギーガンマ放射線は生物学的に危険であると認められなく,厳しかった.
日本の被爆調査対象グループのデータに対しての批判は,被爆生存者のグル-プの中で,健康な人が多数いることが,考慮されていない.
又,最初の5年間で多くの人々は,検査が始まる前に死亡した.さらに多くが戦争中に死亡した.
社会的な差別で,生存者は "被爆者"として扱われ,多くの人々は偏見のため秘密にしていた.
加えて、1945年-1950年までに生まれた奇形の子供が多数いるが登録されていない。
50年代に、英国の疫学者 Alice Stewart は,妊娠中のX線診療で後で生まれて来る子供が白血病になることを発見した.
この診断は,双子や 胎児位置異常にも関係する.
50年後の今日,白血病のリスクにおいての知識は,(無数の試みにもかかわらず否定されたが)一般に科学的に受け入れられた.
放射線防護国際委員会ICRPは、最終的に受け入れた.
ICRP,権威ある諮問委員会は 先進諸国の興味しだいの,規定を維持している.
低放射線量被爆した国民が,たとえば診断用X線によって,又は自然放射線により突然変異が起こり,癌が発生すると推定されることは残念である.
{3.}
放射線量増加とともに癌や疾病が増加する確率を示すことができる.
放射線量被爆を少くすれば,癌の可能性は低い.半分の放射線量で、半分の結果がでる.
そして放射線量が0ならば,リスクも0になる.
人間の放射線被曝の影響は放射線量により死を受け入れることを意味する.
{4.}-2.(Hall X (2002):原爆による人体の長期的な影響.核兵器.AZ.)
http://www.atomwaffena-z.info/atomwaffen-geschichte/einsatz-von-atomwaffen/langzeitfolgen/index.html
Atomwaffen A-Z | Langzeitfolgen
(原爆による人体の長期的影響)
今日まで,原爆投下による被爆生存者は半世紀を経過しているが,放射線の影響により,癌の病気で死亡している.
犠牲者については少しだけしか知られていない.ほとんどの人は(多数の幼児を含んでいる)最初の5年間で死亡している.
これらの人々についての統計は無い.
死亡者は,ほとんど調査されなかった.理由は,行方不明だったり,死亡者は腐敗の理由で,急いで焼かれた.
解剖されても,臓器は変質していた.死亡者の血液において,骨髄の急性損傷だと確定することはできなかった.
原爆の影響での,流産や死産の正確な高い数を知ることができない.
高い放射線被爆により,胎児の遺伝的損傷が発生する.
胎内被爆で生まれた多くの赤ん坊が精神的、身体的な障害が現れ.他の子供たちよりも遅い発達を示した.
1950年から,広島と長崎の犠牲者はABCC(原爆傷害調査委員会、米国と日本の共同機関)により,
1975年から、RERF(米国国立科学アカデミーの支援の下に放射線影響研究所)が調査した.
これらの研究の結果では,低放射線被爆の影響で起こる障害について,専門家の意見が統一されていない.
RERFは1950年-1954年までの期間と1978年まで,白血病の発生率が増加しているのを報告している.
広島の人達の、白血病率は15倍であった.長崎の人達は,日本の人口と比較して,白血病率は7倍高かった.
他の癌の発生は後に報告されている.
1955年から,甲状腺癌の発生が増加した.1965年から、乳癌、肺癌が増加した.そして,1975年からは胃と大腸癌の発生が増加した.
遺伝子損傷と一般的な健康の悪状態はRERF(放射線影響研究所)は調査していない.
放影研は,高放射線にさらされた被爆者の間で,癌の発生率が高いことを発見した.
大半の人々は,低放射線量被爆であった.
放影研は、病気のリスクが増加すると信じなかった。
しかし,後に,低放射線量被爆によっても,癌を引き起こす可能性があると報告している.
しかし、放影研の科学者の権威は大きかった.その背後に非常に強力な政治勢力があった.
この結果,他の科学者が誤りを指摘しても認められなかった.
放影研は一般的疾病の貧血、特別の血液疾患,白内障などは、調査しなかった.
放射線とは何の関係もないと放影研は説明した.
この報告は.他の科学者から認められなかった.
又、一般的に"原爆ブラ·ブラ"病、疲労、めまい、けいれん症状などが知られている.
RERFはストレスの原因によって起こる精神疾患と決めた.
放射線が原因で遺伝子損傷が続くということは,今日まで明らかでない.
又,後に,2世代だけ遺伝子損傷を継続するということも,まだ明らかでない.
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